【女性議員を増やす方策を考える@筑北村議会】
11月15日、筑北村で議会報告会が行われました。
私は昨年からご縁をいただき、今年もファシリテーターとしての貴重な機会をいただきました。
今年のテーマは『女性議員のなり手を増やす方策』。
東筑摩郡の4村から女性議員が集まり、それぞれが考えるご提案やご意見を出していただきました。
アイスブレーキングを兼ねて、議員としてのメンタル面について最初に質問すると、
どの方も、初出馬は非常に悩まれたこと、他者の評価が気になったこと、仕事の手応えを感じる難しさを克服するまでの気持ちの切り替え方などをお話になり、この部分はなかなか普段表に出ない事ゆえ、貴重な情報だったのではないかと思います。
その後、本題へ。徐々に見えてきた事がありました。
女性議員を増やすにあたり、障壁となるのは、女性が人前で意見を述べる機会が極端に少ない事。
色々な事を日頃からこなす女性は、気づいている問題点も多いけれど、
井戸端会議での発言から公文書に残る会議での発言へといった突然の移行には、なかなか難しいのが現実だという事のようです。(たしかに)
そこで、各種審議会等の公的会議や町会役員などの経験を通して、徐々に慣れていってもらうのが良かろう、という意見が多く出されました。
また、クオーター制(特定のジャンルに一定割合の枠を設ける制度)を提案された議員さんもいました。
策を出し合う女性議員たちは頼もしい!
そして、この会を開こうとご決断された筑北村議会の議員さんたち、本当に素敵!
というのが私の感想でした。
これを機に、少しずつ輪が広がって形につながると良いなと思います。
貴重な機会をいただきました筑北村議会の皆様に心より感謝申し上げます。
添付資料:11月24日付 市民タイムス(荘隆子記者)
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