【選挙戦を終えて~女性議員割合の変遷~】

2019年04月24日

 松本市は、昔から熱しやすく冷めやすいと言われている。
もう何十年も前の話だが、現職大臣さえも落選させてしまったほどの都市。市民感覚は結構鋭いものを持っているのだろう。
 私が初当選の時、30代女性市議は松本市議会史上初の誕生であった。恐らく、松本市民は、当時の私に「チャンス」を与えてくれたのだろう。この議員、いったいどういう働きをするのか、ちょっくらみてやろうじゃないか、といったような。そういう意味で、松本は「市民からチャンスをもらえる都市」なのである。そして、育ちぶりを見極めるのであろう。
 私が初当選だった年は、合併後の旧波田町からの補選だったが、当事の松本市には議員が42人ほどいた(現在は31人)。その時の女性議員数は、たしか7名ほどだったと記憶しているので、およそ17%。国内の他都市の状況と比較すると、当事から決して少なくはなかった。その後、私の2期目の年には定数削減によって31名となり、たしか女性議員が6名ほどであったように記憶している。このとき約19%。私の3期目の時は、女性議員が8名になって、約26%。そして今回の4期目になって、女性議員はなんと11名が当選、35%強となった。前倒しの30%越えに、きっと経団連も驚くに違いない。
 私の存在は、分析好きな市民からの手紙によると、「女性議員活躍の急先鋒」らしい。もしも、私の働きがよくなかったら、きっと市民は女性議員を増やさなかったかもしれない。私の初当選後、選挙を経るごとに女性議員の割合が増えているという実態は、私も微力ながら、少しは社会の役に立ってきたと考えていいのだろうか・・・?
 今も私は松本市の女性議員の中で最年少だが、働き盛りならではの活動を精一杯続けていきたいと思う。今期はますます、いろいろな挑戦をしていきたい。

#松本市議会議員 #女性議員

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