【教育民生委員会開催。複数の委員から議事運営にお褒めの言葉をいただき恐縮】

2019年06月25日

6月21日は市議会教育民生委員会が開催されました。
この委員会は、本市議会の常任委員会の中で最も所管部局が多いことが特徴であり、私は今年度の委員長を務めています。
議案は、委員会でまず採決された後、議会最終日に出席議員全員で再度採決を行い、議会の議決となります。

今回の主な案件としては、保育料無償化に伴う条例改正や(将来の外堀復元が可能なように?)平面整備のための用地買収を続けている南西外堀に関する議案等の他、陳情1件、請願1件。そして、委員協議会では、経営改善に取り組む市立病院改革プランの見直しに関する協議事項、土壌調査に関する報告事項でした。

この日、保育料無償化に伴う制度改正は、全委員の一致によって可決しました。
南西外堀は、1名が反対意見を表明し、起立採決により可決。
陳情は、電磁波による健康被害を懸念する団体からの保育園での業務用タブレットの無線使用を中止してほしいとする内容でしたが、一部採択1名、趣旨採択3名、不採択3名に意見が分かれました。それぞれの委員の意見をお聞きしたところ、どの委員も、子どもの健康被害を懸念する気持ちは理解できるが、ICT推進による業務負担の軽減を後退させるわけにはいかないといった内容の発言をされていましたので、その旨を「趣旨採択」の理由とし、集約しました。

請願では、毎年出されている、義務教育国庫負担の堅持・拡充を求めるものですが、これは全ての会派が紹介議員になっていることもあり、全会一致での採択となりました。長野県では独自に35人学級を実施していて、人件費等が国の基準よりも多く必要となります。国は2分の1負担を3分の1にしたため、その堅持・拡充(できれば2分の1に戻してほしい)を要望する請願です。後日、本会議で採択されれば、意見書を国に提出することになります。→後日、本会議にて意見書の提出が全会一致で採択されました。

さて、今回、最も多くの時間を費やしたのは、市立病院改革プランの見直しでした。
多くの委員が熱心に発言されました。病院再整備事業との整合性や具体的な取り組みを記載すべきという理由等から、継続審査を求める発言も出ましたが、病院局と対等に丁寧に協議を重ねる機会を設け、全員が改革プランに納得できる方向性を探ったことで、最終的に全委員一致で承認するに至りました。修正後の改革プランは、後日あらためて報告するよう私の方から市に伝え、閉会しました。

閉会後、複数の委員から、「運営の仕方がよかった」「いい委員会だった」とお褒めの言葉をいただき、恐縮ながらも嬉しく思いました。市民の付託を受けた委員一人ひとりの熱意があるからこそ、良い松本が創られていくのであり、これからも建設的・効率的な議論を大切にしながら、より良い委員会運営を心がけていきたいと思います。

尚、委員会報告はテレビ松本にて以下の日程で放送されます。ご覧ください。
8/11(日)11時、16時、21時〜


【教育民生委員会開催。複数の委員から議事運営にお褒めの言葉をいただき恐縮】


【教育民生委員会開催。複数の委員から議事運営にお褒めの言葉をいただき恐縮】



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