【1月14日臨時議会が開かれました】

2022年01月19日

【1月14日臨時議会が開かれました】
■総額885.5億円
長野県では、コロナ対策を重点的に、885億5,000万円余りの補正予算を組みました。
(松本市の一般会計が約960億円なので、この規模の自治体1年分に匹敵する額です。)
これは、昨年暮れに成立した国の補正予算を最大限活用するもので、コロナ対策、産業支援、災害対策、また令和4年度の当初予算との一体的な編成(脱炭素社会、こども・子育て支援、学びの県づくり)などを目的としています。
なお、補正後の一般会計予算は1兆2,226億9,137万1千円となります。
主な内容は以下にまとめました。

■最優先はコロナ「第6波」対策
新規陽性者数の激増に伴い、確保病床使用率も急激に上がっていることから、長野県は「医療警報」を発出。確保病床使用率を50%未満に抑え、適切な入院・治療を受けられる体制維持を目標に、保健所等の体制の充実、ワクチン接種のできる限りの前倒しなど、感染拡大防止と療養体制の充実に取り組むとのことです。

■コロナ対策
・ワクチン個別接種を実施する病院・診療所に対する協力金の支給
・「信州の安心なお店」に対する感染防止の資器材配布
・県立学校における保健衛生用品の購入等
・生活福祉資金の特例貸付
・生活困窮者自立支援金支給
・コロナ禍で厳しい状況におかれている事業者支援

■アフターコロナに向けた前向きな取り組みを応援(挑戦する県内事業者を支援)
・県産品ECサイト送料無料キャンペーン応援事業の追加
・SDGsを学ぶ体験型修学旅行の誘致促進
・県内バリューチェーン構築のための中核企業と中小企業等とが連携して行う製品開発支援
・農林業収益力向上のための機械・施設の導入支援

■地域交通の維持・確保
・鉄道・バス・タクシー各事業者への運航継続経費の助成
・アルピコ交通上高地線橋梁復旧に要する経費の支援

■災害に強い県づくり
・道路等の老朽化対策、流域治水対策、治山施設整備、ため池の耐震化 等
・通学路の安全対策、県有施設や社会福祉施設の浸水対策等の推進

■脱炭素社会の構築
・県有施設における太陽光発電設備の設置、調査・設計に要する経費
・「環境にやさしい農業」普及のための有機農業の推進に取り組む市町村への支援

■子ども・子育て支援
・(子どもの一時預かりなどの充実に取り組む市町村を支援するための)安心こども基金の積み増し
・特定不妊治療への助成等
・児童養護施設等の職員の給与の引き上げ

■学びの県づくり
・県立高校校舎等の修繕、トイレの環境改善
・特別支援学校の教室増設
・スクールバスの増車・更新
・県立学校指導者用タブレットや電子黒板などICT機器導入

■補正を組むにあたっての財源
・国庫支出金 約593億
・県債 約259.5億
・地方交付税等 約33億

■令和3年度1⽉補正予算のポイント
https://www.pref.nagano.lg.jp/zaisei/yosan/hosei/documents/r0401_point.pdf

■令和3年度1月補正予算概要
https://www.pref.nagano.lg.jp/zaisei/yosan/hosei/documents/r0401_gaiyo.pdf





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